ニューヨークの億万長者の住まい
コロナの感染拡大が懸念されるこの時期に、恐縮な話題ですが、ニューヨークにはこの5−6年の間にビリオネアコンドミニアムと言われる数十億円もする高層階ビルの建築ラッシュでした。不動産バブルとも思われる値段の高騰が続き、中には100億円もするようなものが、ビルの建築完成を待たずに売れる異常な状態でした。でも2−3年前からは不動産バブルは影を潜め、一説には価格の是正が行われたと業界ではみていたところに、このコロナショック。今や不動産価格はひと頃より少しは下がったものの、まだまだ庶民には気のとおくなる価格帯がニューヨーク不動産の実態です。そんな中、セントラルパークから見上げるとこの通り、高層階のコンドミニアムがニョキニョキ。上の方が斜めに見えるのは、有名なピアノの老舗、スタインウエイの跡地に建ったコンドミニアムですが、つい先日26.5ミリオンドル(約28億円)の販売価格のものが契約されたとのことで驚きです。